「キリを良くするために今年中にかぶせ物を入れて終わらせたい」とか「年末に外科手術をすれば、腫れている顔を会社で見せなくてすむ。」
と言った事情があるからです。
午前中はインプラント埋入手術でした。
ご本人の許可がないので写真等は出せません。
右下4本はが無い所へ2本埋入しました。本当は3本入れたいのですが、上が入れ歯であり、インプラントに極度に強い力はかからないことが予想されたため、経済性を重んじて2本にしました。骨の厚みが少々足りないため、GBR(骨を作る作業)を同時に行いました。
GBRを行うと残念ながら腫れが高い確率ででます。
午後はインプラントの2次手術でした。インプラントの2次手術とは、埋めたインプラントを表に露出させたり、それと同時にインプラントの周りに硬い歯ぐきを作ったり、といった治療です。


歯が化膿して歯の周りに大きな膿袋ができてしまったらしく、あごに大きな穴があいている様な状態でした。インプラントを入れる時に同時にGBR(骨を作る作業)を行いました。約4ヶ月待ち、本日2次手術です。インプラントの周りに硬い歯ぐきを作り、インプラントのモチをよくします。残念ながらこれも高い確率で腫れます。
たいていの場合、腫れと痛みは3日続きます。そして4日目に急速に腫れは引いてきます。そして、それと入れ替わるかの様に、青あざがでてきます。これが4日目から6日目まで続きます。そして7日目に青あざは黄色っぽくなり、ほとんど目立たなくなってきます。
歯の根と同じ方向にインプラントを入れようとすると、どうしても外科手術が多くなるケースが多いです。しかし、歯の根と同じ方向にインプラントを入れると、噛む力にも耐えやすく、手入れもしやすいという利点もあります。
外科処置は嫌なものですが、何卒ご理解お願い致します。