「下あごに硬い腫れ物ができているんです。何か悪いものなのでしょうか。」
これは、よくある質問です。

これは
骨隆起と呼ばれる骨のかたまりです。
下あごにできたものは
下顎隆起、上あごの天井にできたものを
口蓋隆起といいます。
あごの力が強い方や、歯ぎしりをなさる方によく見られます。
強いあごの力によって歯がこじられて抜けそうになるのを、骨が発達することによって防ぐのです。
空手家が拳を鍛えると、拳はゴツゴツと大きく硬くなっていきます。
それと同じで、歯ぎしりやあごの力によって、骨が発達したのです。
病気ではないので心配はありません。
しかし、こういう方は、
被せ物や詰め物がはずれやすく、治療した部位にトラブルがおきやすいのです。
強い力がかかった時、自前の歯はすりへりますが、金属はすり減らないので
接着剤がはがれてしまうのです。
本人の気づかないうちに
「歯のハードユーザー」となっているのです。
オペラデンタルオフィス 日本補綴歯科学会認定医
静岡県浜松市にある日本補綴歯科学会認定医(入れ歯・差し歯の認定医)の歯科医院。
入れ歯、特に部分入れ歯を専門に勉強してきました。
現在ではインプラントと歯周病に力を入れております。
しかし、インプラントは外科治療であるため、糖尿病・高血圧・高齢・その他全身疾患を持つ患者様は避けた方がよい場合があるのも事実です。
入れ歯、歯周病、インプラント、ホワイトニングに関するご相談のある方は
ご連絡下さい。
posted by 清水 信行 at 23:18|
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