今年のGWは浜松祭もないため、29日に急に旅行を思い立ちました。
以前から行きたいと思っていた出雲神話関係の旅です。
朝4時に自動車で出発しました。
11:00です。まずは足立美術館です。出雲神話とは関係ありませんが、ここははずせません。


横山大観 菱田春草等、一級の収蔵品があります。絵にそれほど詳しいわけではありませんが朦朧体は良いです。
この庭は磐田市出身の中根金作という方がつくったものです。現在は京都の中根庭園研究所が管理しています。
揖夜神社(いやじんじゃ)です。

揖夜はかつては伊布夜(いぶや)と書き、伊布夜坂とは黄泉比良坂を意味します。
あの世への入り口付近に建てられた神社です。
黄泉比良坂です。揖夜神社から徒歩20分くらいの所にあります。



左写真左にある石がこの世とあの世とを分けているといわれています。
中写真が案内看板です。珍百景といえなくもありません。
右写真が昼尚暗い黄泉比良坂です。
神魂神社(かもすじんじゃ)です。


神霊の鎮り坐す所、即ち神坐所(かみますところ)が、かんます かもす となったといわれています。
この神社を作ったアメノホヒノミコトは出雲大社の最高の神官である「出雲国造」の祖先です。この神官の家系は、出雲国造として25代までこの神魂神社の祭主を勤めていましたが、西65kmの杵築の地に出雲大社が創建されると、祭主として大社に移住しました。しかし、その後も「神火相続式」「古伝新嘗祭」など出雲国造印綬とも言うべき祭事にはこの神社に参向するそうです。
八重垣神社です。

素盞嗚尊(すさのをのみこと)が稲田姫命(いなたひめのみこと)を八岐大蛇から避難させ、退治した後にはここで結婚したといわれています。
裏手の鏡池は稲田姫命が使っていたといわれています。
神社で売られている占い用紙を池に浮かべ、近く速く沈めば身近な人と速く結婚する、遠くでなかなか沈まなければ婚期はまだまだだそうです。
やはり若い女性が多いです。プライバシー保護のため、顔を消しています。

宍道湖の夕焼けはきれいです。
浜名湖の夕焼けは明るく強く男性的ですが、宍道湖はしっとりとしています。
黄砂が舞っていますが、それでも松江は情緒がありました。