進化の過程で不要とされたのかもしれません。
しかし、人間の体の進化(退化?)が完成されたわけではありません。未だ途中であり、そもそも環境に合わせて変わっていくのですから完成ということはありません。
よって、不要とされたけれども、未だ無くなるまでには至っていないという状況なのだと思います。
肉体の進化よりもはるかに早い速度で生活環境が変わり、食べ物が軟らかくなったためあごの発育が弱くなり、普通の歯ですら生えてくるスペースが無い場合が多くなっています。
そのため、さらに親知らずの必要性は薄らいできていると思われます。
むしろ為害性の方が高いと思います。
しかし、ブリッジの片一方の支えや移植に使えるので「百害あって一利なし」と言う訳ではない所に判断の難しさを感じます。
移植:どうしても残すことができず、抜歯した場所に親知らずを移植した症例
ブリッジ
オペラデンタルオフィス 日本補綴歯科学会認定医
静岡県浜松市にある日本補綴歯科学会認定医(入れ歯・差し歯の認定医)の歯科医院。
入れ歯、特に部分入れ歯を専門に勉強してきました。
現在ではインプラントと歯周病に力を入れております。
しかし、インプラントは外科治療であるため、糖尿病・高血圧・高齢・その他全身疾患を持つ患者様は避けた方がよい場合があるのも事実です。
入れ歯、歯周病、インプラント、ホワイトニングに関するご相談のある方はご連絡下さい。