痛みの原因は虫歯ではありませんでした。レントゲンを撮っても虫歯はありませんでした。
原因は歯にかかる過大な力でした。
奥歯はカチカチ咬んだ時は当たらなければなりませんが、顎を横に摺り合わせてギチギチさせた時には、あまり当たってはいけません。
ギチギチやった時に当たっていると、奥歯は過労状態になり、悲鳴を上げてしまいます。
これが痛みです。凍みたりもします。食事の後にも痛みが出ます。
悔しくて食いしばったりした時も痛みが出ます。
歯の周りには靭帯があります。歯根膜といいます。過大な力がかかると、これが痛むのです。
手に例えるならば腱鞘炎です。
「痛んでいる歯の内、1本は親知らずです。親知らずはかみ合わせの観点から考えると不要である場合が多いです。抜歯したほうがいいと思います。」
と私は申しました。
それに対し、上記タイトル「体に不要なものが何故存在するのですか?」という質問を受けました。
文章が長くなってしまいましたので、その返答は次回にしようと思います。
とりあえず、
1.虫歯でなくても痛むことはある。
2.奥歯はカチカチで当たっていなければならないが、ギチギチでは当たらない方がいい(入れ歯の場合は別)
ということをだけを今日の所は押さえてください。
参考
親知らずは抜くべきですか?