骨が無ければインプラントが露出してしまうからです。
歯科医院にある一般的なレントゲンでは、骨の厚みはわかっても骨の幅はわかりません。
そこで大きな病院へいらして頂き、CT撮影をしていただきます。
そしてフィルム見て診断します。
フィルムとは病院ドラマで、医者が電灯にすかしてみる黒い紙の様な物です。
ところが、歯医者はこのレントゲンを読影できても、患者様にはほとんどそれはできません。
加えて顎の骨は小さく、フィルムの縮尺率の問題もあるため、フィルム上ではミリ単位での正確な長さ・大きさはわかりません。
そこで、患者様には理解していただきやすく、歯科医師にとっては正確な長さ・大きさを知るために、画像分析を行います。
下あごのインプラントを行うときに気をつけなければいけないことは神経や血管を傷つけないと言うことです。
この分析画像をご覧いただければ、患者様もご自身の顎の骨がいかなる状態で手術に伴うリスクはどの程度かも理解していただけます。
歯医者の私としても、手術前にリスクを減らす様々な手段を講じる事ができます。
レントゲンやCTといった検査をやったからと言って骨が増えるわけではありません。しかし、敵を知らずに挑んでいく事が勇敢とも思えません。
「検査、検査と言ってないでさっさと治療しろ!」
という声を聞くと、情報軽視はわれわれ日本人の特性なのかと思います。
CT撮影して画像分析を行うと4〜5万円かかりますが、安全な治療のために、ぜひともお願いします。
オペラデンタルオフィス 日本補綴歯科学会認定医
静岡県浜松市にある日本補綴歯科学会認定医(入れ歯・差し歯の認定医)の歯科医院。
入れ歯、特に部分入れ歯を専門に勉強してきました。
現在ではインプラントと歯周病に力を入れております。
しかし、インプラントは外科治療であるため、糖尿病・高血圧・高齢・その他全身疾患を持つ患者様は避けた方がよい場合があるのも事実です。
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