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2008年02月17日

インプラントとかみ合わせの変化(浜松市 インプラント 歯周病)

数ヶ月前にインプラントを埋入し、今月硬い歯ぐきをインプラントの周りに移植し、仮歯を入れた患者様です。
インプラント周囲への硬い歯ぐきの移植についてはこちら1.2.3.

下あごの両方の奥歯がそれぞれ4本無く、奥歯では全くかめません。
また、骨も無いため、インプラントと同時に骨を作りました。
インプラントの周りに人工の骨を付着させ、流れ落ちないようにするために金属の膜で押さえつけています。
術中写真もあるのですが、一般の方には刺激が強いので省略します。
金属の膜のパンフレットを参考にご覧ください。

08-0216-01.jpg
エックス線写真


手術をした歯ぐきが治るまではプラスチックでできた仮の歯を入れます。
1週間前には上の歯としっかり咬んでいました。
ところが、今日見ると、奥歯は全く咬んでいません。
08-0216-02.jpg


これは歯が磨り減ったのではありません。
あごの関節が本来の位置に戻ってきたため、歯がかみ合わなくなってきたのです。奥歯がなくなると、歯というあごの動きのストッパーがなくなるため、あごの関節が奥の方へ押し込まれてしまうのです。
おそらく、来週見ると、また少し奥歯に隙間ができていることでしょう。
この現象が起こると、首や肩の疲れが改善していくことが多いようです。奥歯にプラスチックを盛り足しました。
08-0216-03.jpg

私は大学で入れ歯を主として専攻してきました。
入れ歯でもかめるようになると、この様なことが起こります。
しかし、インプラントの方がより顕著におこるようです。
入れ歯よりインプラントの方が咬む能力が高いと言うことでしょう。

反対側にもインプラントを入れていく予定です。
入れ歯なしでしっかり咬める様になる日を楽しみにしていて下さい。
その時には首や肩の疲れも改善していることでしょう。



オペラデンタルオフィス 日本補綴歯科学会認定医

静岡県浜松市にある日本補綴歯科学会認定医(入れ歯・差し歯の認定医)の歯科医院。
入れ歯、特に部分入れ歯を専門に勉強してきました。
現在ではインプラントと歯周病に力を入れております。
しかし、インプラントは外科治療であるため、糖尿病・高血圧・高齢・その他全身疾患を持つ患者様は避けた方がよい場合があるのも事実です。
入れ歯、歯周病、インプラント、ホワイトニングに関するご相談のある方はご連絡下さい
衛生士さんを募集しています!
ぜひご連絡下さい!
posted by 清水 信行 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病・インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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