入れ歯・義歯 専用サイト 開設しました。 外科手術に恐怖を感じる方に、どのような治療をしたら良いか? 保険診療の入れ歯ではとても満足できないが、さりとて インプラントでは高額すぎるという方に、どのような治療を提示したら良いか? 悪くならない治療ではなく、悪くなっても対応できる治療法は無いか? このような疑問に応える為に、このサイトを開設しました。 よろしければご覧ください。保険診療の症例もあります。

2007年11月29日

自費による抜歯(浜松市 歯周病 インプラント)

抜歯は保険診療で行うことができます。
しかし、保険を使わない自費による診療の方がよりよいことができます。

左下奥歯がグラグラするという事でいらした患者様です。
白い矢印で囲まれた部分が膿んで骨が無くなった所です。
ただ単に抜歯しただけでは、傷が治った後、大きくへこんでしまいます。すると、インプラントも入れ歯もうまく入れることができません。
07-1128-01.jpg

そこで抜歯をした時に人工骨を入れ、治癒した時にへこまないようにしました。これをソケットプリザベーションといいます。
07-1128-03.jpg
矢印で囲まれた部位が骨の無かった部位です。
ある程度骨様組織ができています。抜歯・人工骨填入3ヵ月後の実際の写真です。
07-1128-02.jpg
矢印で囲まれた部位が、新たにできた骨様組織です。
この部分にインプラントを埋入しました。
07-1128-04.jpg

もし、人工骨を入れていなければへこんでしまい、大きな段差ができて食べかすが詰まったり、入れ歯ががたついたりしてしまったと思われます。
また、インプラントを入れようとしても骨が無いため、インプラントが顎の神経や動脈を傷つけてしまい、大変なことになってしまいます。
そして、後から骨を作るのは非常に難しい技術が必要となってきます。


抜歯を保険で行い、その後に人工骨を入れるという事は、残念ながらできません。
なぜならば、保険診療と自費診療とを同時に行ってはならないという、混合診療の禁止というルールがあるためです。


抜歯と人工骨填入の両方を自費で行うと、今度はかぶせ物や入れ歯が保険でできなくなる可能性があります。これも技術の問題ではなく、制度上の問題のためです。都道府県によっても省庁の判断が違うと思います。

今回の場合、インプラントを行うことが事前に決まっていたため、行うことができました。

抜歯・人工骨填入(ソケットプリザベーション)の費用は技術料¥30,000+材料料¥30,000×本数1本=¥60,000でした。
3ヵ月後の本日のインプラント埋入の費用は¥180,000でした。



オペラデンタルオフィス 日本補綴歯科学会認定医

静岡県浜松市にある日本補綴歯科学会認定医(入れ歯・差し歯の認定医)の歯科医院。
入れ歯、特に部分入れ歯を専門に勉強してきました。
現在ではインプラントと歯周病に力を入れております。
しかし、インプラントは外科治療であるため、糖尿病・高血圧・高齢・その他全身疾患を持つ患者様は避けた方がよい場合があるのも事実です。
入れ歯、歯周病、インプラント、ホワイトニングに関するご相談のある方はご連絡下さい




posted by 清水 信行 at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病・インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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