本人によると「気になる所は全く無い」とのことです。
見た目も悪い所は無さそうです。
歯の写真は一般の方には気持ち悪いかもしれませんので小さくしてあります。クリックで拡大します。

しかし、念のため骨の無くなり具合を器具を使って調べ、図に表してみました。

赤の幅が大きい程、骨が無くなり、歯周病が進行していることを表しています。
歯周病に侵されていない場合、赤の幅は横軸1段分しかありません。
この様に、
見た目に問題なくても、気になる所が無くても、歯を支えている骨が無くなっているのが歯周病の怖さなのです。
逆に言えば
歯がグラグラして生活に支障をきたしている場合は、歯周病の末期状態なのです。
患者様にこの状態を説明し、骨を新たに作る方法:再生療法を試みることとなりました。
歯ぐきを開いた所です。

歯を支える骨がなくなっているのがお分かりいただけるでしょうか。
歯を支える骨が無くなることには、歯周病だけではなく、歯にかかる力も関係しています。
エムドゲインと人工骨を骨の無くなった部分に入れたところです。

これから約1年待ち、できあがった骨様組織の形態を整える治療をして終了です。
治療費は¥90,000+税でした。
約1年後に骨様組織の形態修正および硬い歯茎を作る治療を行います。その費用は¥30,000+税です。
どの様な状態でも、この治療法ができるわけではないことをご了承下さい。
オペラデンタルオフィス 日本補綴歯科学会認定医
静岡県浜松市にある日本補綴歯科学会認定医(入れ歯・差し歯の認定医)の歯科医院。
入れ歯、特に部分入れ歯を専門に勉強してきました。
現在ではインプラントと歯周病に力を入れております。
しかし、インプラントは外科治療であるため、糖尿病・高血圧・高齢・その他全身疾患を持つ患者様は避けた方がよい場合があるのも事実です。
入れ歯、歯周病、インプラント、ホワイトニングに関するご相談のある方はご連絡下さい。