


ほとんど全て虫歯の無いきれいな歯であり、食べ物がはさがる様な所があるとは思えません。
かみ合わせの不調和によって歯が移動していると考え、咬合分析しました。
かみ合わせを調べる「咬合器」という物に模型を装着し、顎の筋肉や関節に取ってかみやすい位置を調べました。

あごの関節や筋肉に取ってかみやすい位置に口を閉じていくと、奥歯ばかりが当たって前歯が閉じません。

矢印の部分にしか上下の歯の接触点が無く、口が閉じません。

私の手技の問題もあるかもしれないので、ブラックスチェッカーといわれる装置を着けて寝て頂きました。
歯ぎしりでぶつかる部分、および、本当にかみ合わせの邪魔になっている部分の赤色が抜けます。

一番奥の歯だけが当たっています。その為歯が移動して、食べ物がつまると診断し、調整しました。
調整直後から 「(目の下辺りの)顔の痛みが取れた!凄く口を閉じやすいです!」 とおっしゃって頂けました。
また約1週間後いらした時に、食べ物のつまり具合をうかがうと 「10のつまり具合が3くらいになった」 とおっしゃって頂きました。
このように虫歯が無くても口の中でトラブルが出る事はあります。
保険診療は基本的に、虫歯や歯周病といった病気を除去する事だけに適応されません。
かみ合わせや歯並びに保険はききません。
「かみ合わせや歯並び、あごの関節を調べたい」という方の場合、費用は
模型・咬合器による分析:¥15,000+税
CADIAXによるあごの関節の分析:¥50,000+税
ブラックスチェッカー:¥3,000+税 です。