ということが主訴でした。
その他にも、歯ブラシを当てると痛む、口の中が狭くて歯ブラシが入らない、ということもおっしゃっていました。

歯周病で歯茎が下がったのもありますが、生まれつき硬い歯茎が少ないため、ちょっとした刺激で歯肉が下がってしまうのです。


わずかに存在する硬い歯茎も歯や骨と全く、くっついておりません。
歯ブラシを当てると痛むのは硬い歯茎が少ない為です。
また、歯ブラシが入らないのは、硬い歯茎が無く歯の直下から頬になっているために、歯ブラシの入る空間がないことに原因があります。
根面被覆という手段も考えましたが、これでは硬い歯茎ができても歯と頬の粘膜の間に距離を作ることができないので、歯ブラシが入りません。
そこで天井にある硬い歯茎をこの部分に移植する、遊離歯肉移植を行いました。術後2ヶ月の写真です。

歯の根もとに硬い歯茎ができることにより、歯茎の減少の予防ができました。
患者様も、
「歯ブラシを当てた感じが全然違う、歯茎が頑丈になったのがわかる。」とおっしゃって下さいました。
費用は1歯¥60,000、本ケースでは3歯¥180,000でした。
オペラデンタルオフィス 日本補綴歯科学会認定医
静岡県浜松市にある日本補綴歯科学会認定医(入れ歯・かぶせ物の認定医)の歯科医院。
入れ歯、特に部分入れ歯とかみ合わせを専門に勉強してきました。
現在ではインプラントと歯周病に力を入れております。
しかし、インプラントは外科治療であるがために、糖尿病・高血圧・高齢・その他全身疾患を持つ方は避けた方がよい場合があるのも事実です。
入れ歯、歯周病、インプラント、ホワイトニングに関するご相談のある方はご連絡下さい。