

昨日から矯正の学会で岡山に来ています。
本日は休みなので岡山の観光をしています。
私は神社めぐりが好きです。大きな神社の由来には必ず歴史上のなんらかの事実があり、書物に残っていない出来事に思いをはせることが好きだからです。
吉備津神社は桃太郎伝説のもとになった吉備津彦命と、鬼の温羅(うら)の首が祀られています。
雨月物語の「吉備津の窯」のもとになった鳴釜神事があり、竈の下八尺の所に温羅(うら)の首が埋められているといいます。鳴釜神事の窯の音を実際に聞きましたが、吹奏楽のチューバの様なかなり大きな音でした。
この付近には温羅(うら)の血でできた赤い川もあったとのことですが、出雲の八岐大蛇伝説と同じで、製鉄にかかわる何かがあったのでしょう。
鬼が島のもととなった「鬼の城」というものも近くにあるのですが、時間の関係でいけませんでした。
白村江の戦いに負けた日本政府が、防衛のために作らせた山城という説があります。
また、長い回廊も有名です。写真は昨日学会で一緒になった大学の同級生です。
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