勉強会があるのでお酒は式場でも飲んでいません。
そもそも酒が大嫌いなので。
なんで米や麦やブドウをわざわざ苦くしたり吐き気を催したりする様に加工するのだろう。
講師の先生は某国立大学補綴学教授です。
この方の総義歯の印象は神技です。とても真似できそうにありません。
「下顎顎堤(下顎の歯茎の土手の事)が高度に吸収している症例において、奇麗に型取りしている様に見えても実は骨の形を印象しているだけ。筋肉の事を全く考えていない印象です。」
途中休憩の際には少なくない数の聴講している先生方が、この言葉を噛み締めていました。
もちろん私もです。「奇麗に型取りできたできたと喜んでいたけど、ぬか喜びだったんだね・・・」

この先生の域に達するのは生涯かけても難しそうですが、少しでも近づこうと思います。
帰宅後すぐにこの方の総義歯の本をネット通販で注文しました。