3年ほど前に出席したのですが、都合で3年間欠席していました。
話はここからです。
主催する先生が、私の顔を見るなり 「やあ、清水君久しぶり。同級生のN君もがんばっているよ。」 と明るく声をかけて下さいました。
3年も会っていない下っ端の名前を覚えていらした。たったこれだけの声かけなのに、私はただ敬服するだけでした。
上に立つ人とはこのような人をいうのだと思いました。
幕末だと思いましたが、ただ名前を覚えていてもらったということだけで感謝をし、死に赴いた侍の話を聞いた事があります。
部下の名とその家族の事をすべて覚えていた海軍軍人の話も聞いた事もあります。
古代では名を知られるとは命を握られるのと同義でしたが、現代でも似た様なものです。
私はパノラマ写真を見て、その人の顔と治療履歴とが思い浮かびますが、その程度ではまだまだです。
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