講師は静岡市立清水病院口腔外科口腔顔面痛外来のI先生です。
具体的には
群発頭痛
三叉神経痛
舌咽神経痛
口腔内特発性疼痛(舌痛症 口腔内灼熱症候群 非定型歯痛)
等についてです。
大学の医局に残っていた時、私は補綴科(入れ歯や咬み合せの科)だったのですが、都合で生理学科に預けられ、感覚、特に歯の触覚や痛覚に関する研究に関わることができました。
また、自分自身も片頭痛に悩まされてきて、医局時代に頭痛の勉強をしたこともありました。
それだけに今回の頭痛の話は興味深いものがありました。
頭痛に関するサイトを紹介されたので、よろしければごらん下さい。 頭痛大学
また、脳に関する研究が進み、従来は心や精神の病の一つと考えられてきた痛みを伴う病気が、実は神経伝達物質や遺伝子の異常で生じる脳という臓器の異常であることがわかってきたという話も、興味深いものでした。
ストレスの多い現代社会です。
精神から来る歯の痛みが非常に増えている事は、日々感じます。
とはいえ、診断がついても、なかなか心療内科や精神科を紹介しづらい所に私は葛藤を感じます。
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