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2010年06月27日

虫歯とかみ合わせ(咬合)

10-0626.jpg26日(土)は日本大学の静岡県同窓会がありました。
同窓会では必ず学術講演会が同時に行われます。
演者は東京都港区開業のN先生です。

噛む力・かみ合わせと歯のひび割れ・破折、そしてそこからできる虫歯との関係については10年位前から知られるようになってきました。
「噛む力が強すぎて、歯にヒビが入る」 と聞くと、患者さんは 「歯の表面から割れてくる」 と思うかもしれません。

ところが実際は歯の内側(エナメル質と象牙質の間)からヒビが入り、外側に向かってヒビが拡大します。
つまり表面にヒビが入っている時は、既に深いひび割れとなっているということです
さらに不思議なことに、力がかかっている部分の直下にヒビが入るとは限りません
そしてそのヒビと、歯の表面のエナメル質と象牙質との間に虫歯ができてきます


歯の汚れは歯磨きなどをすれば患者さん自身でコントロールできますが、力はコントロールできません。
歯のトラブルを完全になくすのは本当に難しいです。
posted by 清水 信行 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫歯・知覚過敏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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