入れ歯・義歯 専用サイト 開設しました。 外科手術に恐怖を感じる方に、どのような治療をしたら良いか? 保険診療の入れ歯ではとても満足できないが、さりとて インプラントでは高額すぎるという方に、どのような治療を提示したら良いか? 悪くならない治療ではなく、悪くなっても対応できる治療法は無いか? このような疑問に応える為に、このサイトを開設しました。 よろしければご覧ください。保険診療の症例もあります。

2010年05月14日

穴は小さくとも大きな虫歯(浜松市 歯科 インプラント 歯周病)

「はじめは虫歯はないと言っていたのに、しばらくしてレントゲンを撮ってから虫歯があると言われ、不信感を持った」 ということで来院された患者様です。

浜松市 虫歯
歯の噛み合う面のみぞが黒くなっています。しかし、この程度ならば着色と判断することも十分考えられます。
レントゲンです。
浜松市 インプラント 歯周病 虫歯
虫歯の入り口は非常に小さいですが、中で大きく広がっています。一部神経にまで接しています。
このように、レントゲンを撮って初めて虫歯と判断できることも珍しくはないのです。
レントゲンでも写り方によっては、診断がつかないこともあります。
人の体は工業製品と違って画一化されたものではないため、診断に苦しむことが多々あることを何卒ご理解下さい。

浜松市 インプラント 歯周病 虫歯
虫歯の入り口を開けた所です。中に虫歯でグズグズになった歯質が見えます。
浜松市 インプラント 歯周病 虫歯
グズグズの歯質(軟化象牙質)を取った所です。つばが入らないように緑のゴムシートをかけています。
これでも、虫歯に汚染された部分を完全除去できたかどうかはわかりません。
砂地にしみ込む水の様に虫歯菌も歯の中にしみこんでいくので、虫歯とそうでない所が境界明瞭に分離しているわけではないのです。
そのため少し大きく削り、少しでも感染された部位を少なくしようとします。
「小さな虫歯なのに大きく削られた」 とおっしゃる方もおります。
しかし、それは本当は大きな虫歯であったり、感染部位をなるべく少なくしようとしたりした結果な
のです。

テレビなどで削らない治療をやっていることもあるようですが、すべての虫歯に適応できるわけではないことをご理解下さい。
posted by 清水 信行 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫歯・知覚過敏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。