入れ歯・義歯 専用サイト 開設しました。 外科手術に恐怖を感じる方に、どのような治療をしたら良いか? 保険診療の入れ歯ではとても満足できないが、さりとて インプラントでは高額すぎるという方に、どのような治療を提示したら良いか? 悪くならない治療ではなく、悪くなっても対応できる治療法は無いか? このような疑問に応える為に、このサイトを開設しました。 よろしければご覧ください。保険診療の症例もあります。

2010年02月21日

骨が薄い部分のインプラント(浜松市 インプラント 歯周病)

全顎的に歯周病が進んでいる方です。
歯周病だけで歯ならびがきれいな方は治療がしやすいです。
また、歯ならびが悪くても歯周病がなければ比較的治療はしやすいです。
しかし、歯周病が進んでいて、なおかつ歯ならびがあまり良くない方は、治療が非常に難しいです。

CT画像を分析したものです。
10-0221-01

紫色の面で切断した断面図です。
10-0221-02
抜歯した後インプラントを入れようとしても、インプラントが露出するのがおわかり頂けるでしょうか。

実際にインプラントを埋入した所です。
モノクロ画像にしています。
10-0221-03 10-0221-04

インプラントが露出している部分に骨を作っていきます。
10-0221-05

約半年間、骨ができるのを待ちます。
今まで骨がなかった所に骨を作るため、それを覆うための歯ぐきの量が不足します。
不足した分を補うために、頬から粘膜を引っ張ってきます。
この引っ張ってくる量が多いほど、残念ながら腫れがでやすいです。

この方の場合は、幸いにもほとんど腫れがでませんでした。

骨がない方へのインプラントは、患者さんも歯科医師も大変ですが、良い治療結果・健康的な未来のために頑張っていきましょう!
posted by 清水 信行 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病・インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック