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2010年01月09日

歯周病・歯槽膿漏:腫れた歯ぐきを引き締める(浜松市 歯周病 インプラント 矯正)

歯ぐきからの出血と排膿(膿が出ること)を主訴として来院されました。
歯と歯の間の歯ぐきが丸く膨らんでいます。歯ぐきは少し黒ずんでいます。
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p.gingivalis(Pg菌)と言う歯周病菌を代表する菌が多いと歯ぐきが黒ずみます。
また、喫煙者は歯ぐきが黒く硬くなります。
「歯ぐきが硬くなるなら良いことじゃない?」と思うかもしれません。
確かに硬くなって歯ぐきが下がらないことが多いです。
ところが、歯ぐきのしたで歯を支える骨は無くなっていることは珍しいことではないのです。

症状が現れずに悪化するという、非常に良くない状態になるのです。

幸い、歯ぐきは腫れていましたが、骨の吸収はそれほどではありませんでした。
角化歯肉を残して歯ぐきを引き締めるためにAPF(歯肉弁根尖側移動術)という治療をしました。術後1ヶ月の写真です。
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歯ぐきが安定するのに約4ヶ月かかります。まだ1ヶ月ですが、かなり歯ぐきが引き締まって、歯と歯の間の歯肉の形がシュッと尖った形になりつつあるのが、おわかり頂けるでしょうか。
術前・術後で並べます。
09-1212-02.jpg 1757_2010.01.09_L022.jpg
外科処置は嫌なものですが、より良い結果を得るためには乗り越えなければならない時があります。がんばっていきましょう!
posted by 清水 信行 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病・インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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