全体写真(パノラマ写真)の左半分です。

問題の歯の一部写真(デンタル写真)と説明用の図です。


このように骨の一部分だけが落ち込んでいる状態の骨欠損形態を「垂直的骨欠損」と言います。
原因としては
深い所に歯石がついている。
過大な力が歯にかかって、歯が揺すぶられている
歯の根の病気と歯周病がつながってしまっている
ということがあげられます。
しかし、 もう一つ大きな原因 があります。それは
歯が割れている
ということです。
もし歯が割れていたならば、残念ながら抜歯せざるを得ません。
たまに残せることもあるのですが、奥歯の様に強い力がかかる場所はやはり残せません。
「歯が割れてい多場合は抜歯せざるを得ません。
また、入れ歯が嫌ならば
インプラントより他に方法はありません。」
また、入れ歯が嫌ならば
インプラントより他に方法はありません。」
と説明し、確認作業に入りました。
歯の写真と説明用の図です。


割れていました。
保存は難しいです。抜歯を勧めました。患者さんの回答は
「悪いのはわかりました。治せないのもわかりました。でも原因がわかってほっとしました。歯がグラグラするまで残して下さい」
というものでした。
「割れている歯を残していると、周りの骨がどんどんなくなって、
インプラントもしにくくなりますよ。」
インプラントもしにくくなりますよ。」
と説明した所、とりあえず経過観察して、あまりにも骨がなくなる様ならば抜歯、その後インプラントとなりました。
インプラントは高額治療ですから決断がつかないのはごもっともです。
ただ、割れた歯を残しておくと骨が無くなって、後でインプラント治療が難しくなる ということをご理解下さい。