これを機にセラッミクの白い詰め物にすることになりました。
術前です。

術後です。


以前はセラミクスのインレーというと割れやすいイメージが私の中ではありました。
いまでも耐久性を第一とした時、ゴールドを考えることもあります。
ただし、同じ金属でも保険の12パラとよばれる金属は予算の都合さえなければやめた方が良いです。
この金属は保険に使われるので安くはすみますが、金属アレルギー、適合性などなど、あまりよい性質は持っていません。
セラミックスの詰め物・かぶせ物は色の美しさだけではありません。
物質としての安定性の高さ、汚れのつきにくい表面性状という性質も併せ持ちます。
また、金属と接着材はくっつきにくいですが、セラミックスは処理の仕方と接着材の種類により化学的に接着し、歯と一体化して金属の詰め物よりも外れにくく、虫歯になりにくくなります。
また、一体化することで割れにくくもなってきました。
価値観やコストを考えれば、私は保険の銀歯を否定しません。
しかし、審美性・物性・体への為害性を考えると、やはり銀歯よりもセラミックスをお勧め致します。