入れ歯・義歯 専用サイト 開設しました。 外科手術に恐怖を感じる方に、どのような治療をしたら良いか? 保険診療の入れ歯ではとても満足できないが、さりとて インプラントでは高額すぎるという方に、どのような治療を提示したら良いか? 悪くならない治療ではなく、悪くなっても対応できる治療法は無いか? このような疑問に応える為に、このサイトを開設しました。 よろしければご覧ください。保険診療の症例もあります。

2008年10月11日

歯の根の横にできた膿袋2

「かぶせ物をはずさないで、歯の根の先の膿袋をつぶしてほしい。」
というのは
「(箱の)蓋を開けないで(中を)掃除してほしい」
ということと同じであるということを先日書きました。

そんなことできるのでしょうか。
実はできます。
外科的歯内療法といいます。
歯ぐきをめくって、歯の根の先を直接治療するという方法です。

術前です。歯の根の先に膿袋【根尖病変:病気の組織・肉芽(にくげ)】があります。
外科的歯内療法術前.jpg

歯ぐきをめくり、膿袋を除去し、歯の根の先を切除し、めくった歯ぐきを元に戻します。
外科的歯内療法術中.jpg 外科的歯内療法術直後.jpg

半年から1年くらいすると、膿袋だったところに骨が再生されます。
外科的歯内療法術後.jpg

私自身も何度もやったことがあり、良い結果を出しています。
奥歯で術野が見えないときは、一度抜歯して同様のことを行います。
外科的歯内療法1(結構やっているのですが、ブログには意外と掲載してませんでした。)

しかし今回は、歯の根の先ではなく、歯の横でした。
設備の関係もあり、この治療を得意とする先生に紹介することとしました。
続く
posted by 清水 信行 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫歯・知覚過敏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。