
iaaid(国際先進学際歯科学会)という学会です。
顎の関節をいかに良い位置に持っていき、顎の機能を高めるかを研究しています。
主にCADIAXという装置を用いて、顎の位置を探していきます。
顎の位置を正しい位置に持っていくと入れ歯が安定するというだけでなく、頭痛や耳鳴り、不定愁訴も軽減するという事が多々あります。不自然な位置で噛んでいるので、首から上の筋肉に負担がかかっていたという事なのでしょう。
インプラントや被せ物は一般の人でも肉眼で確認できます。
ところが咬み合わせは機能であって形ではないので、なかなか一般の方の理解は得られません。
家に例えるならば、ヒノキなどの建材は目でわかるが、構造計算は一般の方にはわからないといったところでしょうか。
私は顎の位置という、設計を大切にした歯科治療を、入れ歯だけでなく矯正治療にも取り入れ、歯だけでなく体も健康な人を育て上げたいと思っています。